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ヒューマンインタフェース

コンピュータをはじめ最近の高度な情報システムは、テレビやラジカセのように単にスイッチやボタンを一つや二つ押しても思うようには動作してくれません。キーボードやマウスなどの専用の入力デバイスを使い、複雑な操作をしてはじめて期待した動作をしてくれます。それも一度ではうまくいかない場合も多いですね。これは、コンピュータは人間と同じように大変賢くて、何でもできるからです。すなわち、何でもできるから逆に何をしてほしいのかを具体的にちゃんと指示して上げないといけないわけです。人間に何かを指示する場合は、言葉というお互いに共通の情報媒体を使えますが、相手がコンピュータの場合、コンピュータが理解できる情報に変換する必要があり、これが人間とコンピュータとの自然なコミュニケーションを難しくしています。

 人間とコンピュータなどの情報システムとのコミュニケーションを研究し、わかりやすく使いやすいシステムとするにはどうすればよいかを研究するのがヒューマンインタフェース(Human Interface)とよばれる学問分野です。この講義では人間がシステムから情報を受け取ったり、システムに情報を与えたり、システムを操作するための仕組み、規約、ソフトウェア、作法、考え方などを学びます。また、人間とシステムのコミュニケーションをスムーズにするには我々人間自身のこともよく知っておく必要があり、特に視覚や聴覚などの情報受容における人間側の特性についても学びます。

 
 
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