HOME‎ > ‎講義紹介‎ > ‎

ディジタル信号処理技術

コンピュータ等におけるハードウェアの性能向上により、従来はアナログ信号として取り扱っていた画像・動画・音楽・音声等をディジタル信号として容易に扱えるようになりました。情報をディジタル信号として取り扱うことには、
(1)様々な情報を統一的に扱える
(2)情報の保存が容易である
(3)複雑な処理が容易に行える
 
等の利点があります。
 
一方、普段私達の身の回りにある情報は、アナログ信号である場合がほとんどです。したがって、それらの情報をコンピュータ等で扱うためには、アナログ信号をディジタル信号に変換する処理が必要となります。また、変換したディジタル信号に対して何らかの処理を行うには、ディジタル信号に適した技術が必要となります。このようなディジタル信号を取り扱うための技術分野は「ディジタル信号処理」と呼ばれています。

 「ディジタル信号処理」には非常に多くの技術が含まれていますが、本講義ではディジタル信号処理に関する基本的な概念を中心に学習します。学習内容の簡単な例を以下に説明します。アナログ信号は時間(横軸)も振幅(縦軸)も連続的ですが、ディジタル信号ではどちらも離散的(飛び飛びの値しか取らない)です。連続的なアナログ信号を離散的なディジタル信号に変換する際には、標本化と量子化という操作が行われます。また、ある信号の性質を詳しく知るために、その信号の周波数成分というものを解析することがよく行われます。ディジタル信号の周波数成分を計算する際には、離散フーリエ変換という処理が行われます。さらに、あるディジタル信号から特定の周波数成分を除去する等の操作を行う場合には、ディジタルフィルタという技術がよく利用されます。少し難しい用語などが出てくるので最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば問題ありません。きちんと学習すれば、半年間の授業を通して、「ディジタル信号処理」に関する知識を体系的に身に付けることが出来ます。

ディジタル信号処理技術の説明・DFTの利用例

Comments